2020年は「ロコドル解散ラッシュ」の流れ、“アイドルで地方創生”の地方自治体・企業の思惑が崩壊か

2013年に石川県でデビュー、2015年の北陸新幹線開業を応援しながら、石川県を全国に発信するとともに地域活性化のために活動していたアイドルグループ・JUMPIN’が、2020年3月末をもって解散することを先月末に発表した。 また、このような流れが昨年から全国の地方アイドル・通称ロコドルに起こっている状況が見受けられる。 突然のご報告となりますが、2020年3月末をもちまして、Jump Up Ishikawa Project および JUMPIN'の活動を終了します。応援してくださった方々への感謝の気持ちをこめて、3/21(土)に無料ワンマンライブを開催します。JUMPIN'のファイナルステージにぜひご来場ください!https://t.co/EDYdEkr6XB pic.twitter.com/CTSo9HEH5t— JUMPIN' 公式 (@jumpup_ishikawa) January 9, 2020 草津市をはじめ、滋賀県内で数多くのイベントなどに出演し、2017年には日本テレビ主催「ロコドル甲子園」で全国優勝、「日本一のご当地アイドル」の冠を獲得し、国内最大規模のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」やテレビ朝日ミュージック主催「愛踊祭」決勝大会にいずれも3年連続出演したアイドルグループ・フルーレットも、2014年5月結成から5年7か月となる2020年3月28日で解散を発表している。 ロコドルでありながら全国規模までになったグループの解散は、“アイドルで地方創生”の地方自治体や企業の思惑が崩壊した象徴のようになっており、今後その流れが加速していくと思われている。 オリンピックイヤーとなる2020年の国内の盛り上がりとは裏腹に、地方創生やロコドルの未来には暗雲が立ち込めているようだ。 フルーレット解散&メンバー全員卒業のお知らせhttps://t.co/xu3H42nmoJ— フルーレット(fleurette)公式 (@fleurette_shiga) December 26, 2019